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保険代理店と保険仲立人の役割

保険代理店の役割

保険代理店は、「代理店委託契約書」に基づき、保険会社に代わって保険募集を行います。損害保険の場合、契約締結権を有し、保険契約締結の「代理」を行います。生命保険の場合は、保険契約の締結の「媒介」を通じて、保険商品の販売を行います。
「媒介」とは、他人の間に立って他人を当事者とする契約の成立に尽力する事実行為を言います。
保険代理店は、所属保険会社の管理下にあり、代理店委託契約書に定められた事項を遵守し、定められた事務処理方法に従って業務を運営しなければなりません。
また、保険代理店が重要事項の説明義務違反などによって保険契約者に損害を与えた場合には、一義的には所属保険会社がその責任を負うことになります。

保険仲立人の役割

保険仲立人(保険ブローカー)は、顧客(保険契約者)の委託を受けて、その顧客のために誠実に保険契約の締結の媒介にあたります。保険仲立人(保険ブローカー)は保険会社とは独立した存在であるため、自らの専門知識を習得し、公正・適切な保険契約の媒介活動によって顧客の信頼を獲得することが求められています。
保険仲立人(保険ブローカー)が保険契約者に損害を与えた場合には、保険会社は責任を負うことはできず、保険仲立人(保険ブローカー)自らが賠償責任を負うことになります。このために、保険仲立人(保険ブローカー)は、賠償資力を確保するため、保証金の供託や保険仲立人賠償責任保険契約の締結が義務付けられています。

エージェンシー(保険代理店)とブローカー(保険仲立人)の立場の違い エージェンシー(保険代理店)とブローカー(保険仲立人)の立場の違い

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